長崎の鐘

2006年4月3日 読書
ISBN:4805664053 文庫 永井 隆 サンパウロ 1995/04 ¥609

この本は最初学校で買わされた本であった。
読んでいて、これが長崎におこった事実なのだと思いたくない表現も多々ある。
よくぞ生きているなと思う、人の生命力の強さを改めて実感した。

これが核の事実であり、その核が未だに世界を支配している。
どこの国も核至上主義であり、核頼みである。軍事も電力もはたまた医療までもが。
産業の核は有効活用すれば安全と自治体は言うであろう。
たしかに放射線治療で癌が完治したとの声もある。
しかし忘れてはならない、チェルノブイリの事を、東海村の事を。

有効活用をしていた。チェルノブイリの場合は安全にも気をつけていた。
だが事故、いや人災はおきたのだ。

未だに立ち入り禁止区域に住む人がいる。
ウクライナの国も黙認して電力を通している。
放射能にまみれたキノコや野菜や魚を食べているのである。

そこに住む人が言った言葉、
「私たちにはここしか住む場所がないんだ」

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